「特に 」英語のニュアンスの違い
particularly, especially, specially, notably
「特に」を意味する英語も particularly, especially, specially, notably など様々です。 日本語にすると同じ意味でも、英語では細かいニュアンスの違いで表現が大きく変わります。 一つ一つの英語のニュアンスの違いを理解して、ネイティブの感覚に近づきましょう。
目次
単語 | ニュアンス |
---|---|
particularly | とりわけ(特定の意が強い) |
especially | なかでも(重要度の高さを強調) |
specially | 特別な目的のために(わざわざ何かをする) |
notably | ~をはじめとする(典型例として強調) |
notably
/ ˈnōdəblē/
- 副詞
ニュアンス
~をはじめとする(典型例として強調)
解説
notablyは「特に」を表す単語ですが、他と比べややマイナーな単語です。
この単語は「note(留意、注目、重要)」から派生しています。そこからイメージできるようにnotablyでは後に続く文が典型的な例、著しい例である、というニュアンスを持ちます。例えば、
「Some early philosophers, notably Socrates,~(ソクラテスをはじめとする昔の哲学者は~)」
のように、~をはじめとする、~で知られるというように訳されることが多いでしょう。
他にも、notablyは「significantly(かなり、重大に )」と同じ意味も持つため、前後の文脈に注意して読み取る必要があります。
比較的マイナーな単語ですが、オフィシャルなシーンやアカデミックの文面などで使われることが多いです。
※notablyは、基本的に文中で使用されます。
adverb
especially; in particular:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
The unknown virus is going around, notably in China.
中国をはじめとして未知のウイルスが広がっている。
This song is notable as the first work he wrote.
この曲は彼が初めに書いた作品として、特に有名である。
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