「合う 」英語のニュアンスの違い
fit, match, suit, go with

「合う」を意味する英語も fit, match, suit, go with など様々です。 日本語にすると同じ意味でも、英語では細かいニュアンスの違いで表現が大きく変わります。 一つ一つの英語のニュアンスの違いを理解して、ネイティブの感覚に近づきましょう。

目次

単語 ニュアンス
fit サイズや大きさが合う 「物→物」「物→人」
match 雰囲気が調和する 「物→物」
suit 適している、適任である 「物→人」
go with カジュアルな表現で、合う 「物→物」

/ fit/

  • 名詞
  • 他動詞
  • 自動詞
  • 形容詞

ニュアンス

サイズや大きさが合う 「物→物」「物→人」

解説

fitは日本語「フィットする」でも広く知られています。
英語でもサイズや大きさが合っているというニュアンスを表しており、日本語のそれと似ているため、日本語の感覚のまま考えていただいても結構です。
あまり多くはありませんが、時としてsuitと同じように「適している、目的に敵う」という意味を表すことがあります。
使用頻度としては、服のサイズなどで使う事などが多いでしょう。(フィッティングルーム=試着室)
そのほかにも、物と物のサイズが適合している、という時にも使います。例えば、
「The bottle doesn't fit this holder.(ボトルはこのケースには入らない(サイズが合わない)。)」
どちらかというと、口語的で日常会話においてよく使われる単語です。

verb
[with object] Be of the right shape and size for:
[no object] be of the right size, shape, or number to occupy a particular position or place:
ー オックスフォード英英辞典より引用

例文

His clothes didn't fit him very well.

彼の服は彼のサイズに合っていなかった。

The punishment didn't fit the crime he committed.

課せられた罰は、彼の犯した罪にはそぐわなかった。

/ maCH/

  • 名詞
  • 他動詞
  • 自動詞

ニュアンス

雰囲気が調和する 「物→物」

解説

matchは日本語「マッチする」でも広く知られています。
こちらも、英語で雰囲気が合っている、つり合うというニュアンスを表しているので、日本語のニュアンスと似ています。
fitと比較すると、fitはサイズなど物理的な合う、合わないでしたが、matchは色やテイストなど感覚的なもの、感性を伴うものにおいて使用します。
しかし、matchでは物と人が合っているという表現はできないことに注意です。以下の例では1が正しく、2は間違いです。2を表現したい場合は、suitなどを使います。


  1. ○「Her bag matches her shoes.(彼女が持っているバッグは彼女の靴に合っている。)」

  2. ×「Her bag matches her.」(彼女のバッグは彼女に似合っている。)

そのため、使用シーンとしてはfitと同様に服や持ち物、食べ物など、生活に関わる物が多いでしょう。

verb [with object]
Correspond or cause to correspond in some essential respect; make or be harmonious:
ー オックスフォード英英辞典より引用

例文

He painted the table black to match the rug.

彼は絨毯と合わせるためにテーブルを黒く塗った。

I felt the movie didn't match the original.

その映画は原作とだいぶん違うように感じた。(私は、その映画は原作に合っていないと感じた。)

/ so͞ot/

  • 名詞
  • 他動詞
  • 自動詞

ニュアンス

適している、適任である 「物→人」

解説

日本語「スーツ」はビジネス用の衣服として知られていますが、suitは動詞として、合うという意味を持ちます。
suitでは、適している、適任であるというニュアンスを持ちます。
fitやmatchと比較して、物が人に「似合っている」という意味を表すため、広い意味合いで使用することが出来ます。
また、ふさわしい人、というニュアンスがあるため、ビジネスにおけるポジションや担当者などを決める際にも使用することが出来ます。また、「適任者」は以下のようにあらわすことが出来ます。
「best-suited person(適任者)」
一方で、suitは少し固い印象のある単語なので、ビジネスシーンではよく使用されますが、日常会話などではlookを使って表現されることも多いです。例えば、
「It looks good on you.(その服、似合ってるね。)」

verb [with object]
go well with or enhance the features, figure, or character of (someone):
(suit something to) archaic adapt or make appropriate for (something):
ー オックスフォード英英辞典より引用

例文

Our restaurant has different kinds of foods that suit your taste.

私たちのレストランでは、あなたのお口に合う様々な料理を提供しております。

This company has a variety of services that suit customer's needs.

この会社は、顧客のニーズに適したサービスを幾つも出している。

/ -/

  • フレーズ

ニュアンス

カジュアルな表現で、合う 「物→物」

解説

go withは幅広い意味合いをもつフレーズですが、「合う」という意味でも一般的に使われます。
ニュアンスとしてはmatchとよく似ていて、物と物が良く合っているです。
matchよりも非常にカジュアルで、口語的な表現であるため、ビジネスシーンではあまり使いませんが、日常会話においてよく耳にするでしょう。
表現としては、go with, go well withなどを使い、食べ物や服など生活に関わる物が多いです。
※go withはその他、「選ぶ」「同意する」「~として(共に)行く」等の意味も持つため、前後の文脈に注意してニュアンスを理解しましょう。

phrasal verb
be harmonious, complementary, or matching:
ー オックスフォード英英辞典より引用

例文

Meat goes well with red wine.

肉は赤ワインに良く合う。

Hey, do you reckon this shirt will go with these pants?

なあ、このシャツとこのパンツって合うと思うかい?

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