「頼る」を意味する英語も depend on, rely on, count on など様々です。
日本語にすると同じ意味でも、英語では細かいニュアンスの違いで表現が大きく変わります。
一つ一つの英語のニュアンスの違いを理解して、ネイティブの感覚に近づきましょう。
目次
単語
ニュアンス
depend on
頼る(依存している、必要としている状態)
rely on
信頼を込めて頼る
count on
期待を込めて頼る
depend on
/ -/
フレーズ
ニュアンス
頼る(依存している、必要としている状態)
解説
depend onは一般的で広い文脈で使用される「頼る」です。 「supply and demand(需要供給)」でも知られている通り、ある物事が他の物事や人に依存している状態、必要としている状態のニュアンスを含みます。
phrasal verb be controlled or determined by: to rely on someone or something and be able to trust them: need or require for financial or other support: be grammatically dependent on.
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
She depends on her assistant to manage her schedule.
彼女はスケジュールを管理するために、助手に頼っています。
I don't want to depend on my parents for money.
お金のことで親に頼りたくない。
rely on
/ -/
フレーズ
ニュアンス
信頼を込めて頼る
解説
rely onは安定して信頼できる対象に頼ることを表します。 depend on と類似していますが、rely onはより安定性や信頼性に焦点を当てており、depend onはややフォーマルな印象で幅広いニュアンスを持ちます。
phrasal verb depend on with full trust or confidence: to need or depend on somebody/something
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
Many working women rely on relatives to help take care of their children.
働く女性の多くは、子供の世話を親戚に頼っています。
These days we rely heavily on computers to organize our work.
最近では、私たちは仕事を整理するのにコンピュータに大いに頼っています。
count on
/ -/
フレーズ
ニュアンス
期待を込めて頼る
解説
count on も「頼る」という意味合いを持ちますが、他者や物事に対して信頼して期待するというニュアンスが含まれます。時には少し感情的な側面が含まれることがあります。相手や物事が期待通りの行動をすることを期待するイメージです。
phrasal verb rely on someone or something: to trust somebody to do something or to be sure that something will happen