「慣れる 」英語のニュアンスの違い get used to, be accustomed to, get familiar with
「慣れる」を意味する英語も get used to, be accustomed to, get familiar with など様々です。
日本語にすると同じ意味でも、英語では細かいニュアンスの違いで表現が大きく変わります。
一つ一つの英語のニュアンスの違いを理解して、ネイティブの感覚に近づきましょう。
目次
単語
ニュアンス
get used to
慣れる
be accustomed to
慣れている(堅い)
get familiar with
慣れ親しむ
get used to
/ -/
フレーズ
ニュアンス
慣れる
解説
get used toは「慣れる」を表す最も一般的なフレーズです。 生活や仕事などへの順応を示す際などに使われますが、「慣れる」と一口に言ってもused toの使い方、ニュアンスはいくつかあり、以下の通りに分けられます。
get used to(慣れる)
getting used to(徐々に慣れてきた)
be (got) used to(既に慣れた、慣れている状態)
非常に汎用性の高いフレーズのために、シーンを問わず日常会話の様々な場面で耳にするでしょう。 また、get used toは、職場や新しい生活など時間と共に次第に慣れていくことにおいて使用されることが多いです。 ※used toの後は名詞・動名詞・代名詞等です。動詞の原形は不可です。
phrasal verb be used to something/to doing something to talk about something that you are familiar with so that it no longer seems new or strange to you: also use get used to something:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
I'm getting used to working with new coworkers here.
新しい同僚たちと一緒に働く事に慣れてきました。
I cook everyday, so I'm used to it.
毎日料理してるから、もう慣れたよ。
be accustomed to
/ -/
フレーズ
ニュアンス
慣れている(堅い)
解説
accustomは「custom(慣習、しきたり)」から派生した単語で、「慣らす、習慣づける」という意味を表します。 accustomではbe accustomed to「~に慣れている」という表現を最もよく使います。get used toと比較して、少々固いイメージを含み、オフィシャルなシーンなどで使用される表現です。そのため、日常会話ではあまり耳にしないかもしれません。 また、ニュアンスとしてはどちらかというと新しい習慣や仕事など努力して慣れることにおいて使用されることが多いです。 また、become accustomed toもbe accustomed toと同様、「慣れている」様を表します。 そのほか、あまり使われませんが「grow accustomed to, get accustomed to」というフレーズも存在し、「慣れる」を意味します。 ※accustomed toの後は名詞・動名詞・代名詞等です。動詞の原形は不可です。