「含まない」を意味する英語も except, without, other than など様々です。
日本語にすると同じ意味でも、英語では細かいニュアンスの違いで表現が大きく変わります。
一つ一つの英語のニュアンスの違いを理解して、ネイティブの感覚に近づきましょう。
目次
単語
ニュアンス
except
~を除いて、~以外
without
〜なしで(何かが欠けている)
other than
~よりほかは、~と別の
except
/ ikˈsept/
他動詞
前置詞
接続詞
ニュアンス
~を除いて、~以外
解説
exceptは「~を除いて」を表す最も一般的な単語の一つです。 口語、文中どちらでも、またシーンを問わず使用される基本単語ですので、覚えておくと便利です。対象は人や物事など様々です。 例えば、A~EまでのモノでBだけない状況を表す際は、 「A to E except (for) B.(Bを除いてAからE)」となります。 ※文頭にexceptを使う場合はexcept forという形でしか使えないことに注意しましょう。 基本的には「~を除いて」と訳されることが多いですが、文脈によっては「ただし」の意味として使用される場合もあります。例えば、 「You can go out to play with your friends..., except you back on 6.(外に友達と遊びに行ってもいいわよ・・・、ただし、6時には戻ってくること。)」
preposition not including; other than:
conjunction used before a statement that forms an exception to one just made:
verb [with object] formal specify as not included in a category or group; exclude:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
The store is open every day except Sundays.
お店は日曜日を除いて毎日空いております。
Except for me, no one rejected that offer.
私だけを除いては、誰一人あのオファーを断らなかった。
without
/ wəˈT͟Hao͝ot/
副詞
前置詞
接続詞
ニュアンス
〜なしで(何かが欠けている)
解説
withoutはwith(〜といっしょの)の反対の意味で、without Aで「Aなしで」を表します。何かが欠けているというニュアンスです。例えば 「He went to Okinawa without her.(彼は彼女なしで沖縄に行った。)」 「Can you see without your glasses?(メガネなしで見えますか?)」 「He left without saying goodbye.(彼はさよならも言わずに立ち去った。)」 など対象はひと、もの、動作、経験、感情など様々です。
preposition not having, experiencing or showing something: not in the company of somebody: not using or taking something: not doing the action mentioned:
adverb archaic or literary outside:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
She accepted my offer without hesitation.
彼女はためらうことなく私のオファーを受け入れてくれました。
After the typhoon, they were without electricity for three days.