hobbyは「趣味」を表す単語として、広く知られています。 hobbyが表すニュアンスは、趣味というより道楽だと言えます。本当に好きな事であり、時間、こだわり、知識や技術を要する趣味であることが多いです。 また、どちらかというと「doing(自発的な活動)」なことが多いため、音楽、映画鑑賞などは当てはまらない場合があります。 近年では、どちらかというと日常会話では使う事は少ないかもしれません。日本語で「趣味は何?」と聞くより「休みの時は何して過ごしてる?」と聞く方がナチュラルであるのと同様に、英語でも 「What do you like to do when you're free?(休みの時は何して過ごすのが好きですか?)」 等の会話の方が多いです。 しかし、広く一般的な単語なため、細かいニュアンスは無視され使われることもよくあります。
noun An activity done regularly in one's leisure time for pleasure:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
Retirement gave her the time to pursue her hobbies.
彼女は退職して、趣味に費やす時間が増えた。(退職は、彼女に趣味を追いかけるための時間を与えた。)
I have little time to take up my hobbies, because of my job.
仕事のせいで、自分の趣味を始める時間がほとんどない。
interest
/ ˈint(ə)rəst/
名詞
他動詞
ニュアンス
広い意味での趣味、好きなこと、興味
解説
interestは「興味」の意味で広く知られていますが、そこから派生して「趣味」についても表します。 元々の意味からもイメージできるように、interestはhobbyと比較して広い意味で、好きな事、興味のある事を表します。 例えば、HP上の自己紹介における「趣味」に当たるのはinterestが一番違いでしょう。 日常会話では、hobbyにて解説した砕けた言い方で趣味を問うことは多いですが、以下のような聞き方もあります。 「What's your hobby and interest?(趣味は何ですか?)」 ニュアンス的には少し堅くなり、面接の際のような感じが出ますが、覚えておくと便利でしょう。 ※interestは多くの意味を持つ単語で、他にも「利息、権益、利益、乗り気、希望者」等も表すため、前後の文脈等に注意が必要です。
noun The state of wanting to know or learn about something or someone: a subject about which one is concerned or enthusiastic:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
My parents encourage my interest in art.
私の両親は、芸術を好きにさせようとする。(芸術への興味を持たせようと励ます)
Hey, I read your articles with great interest!
ねえ、あなたの書いた記事、とても面白かったわ!
pastime
/ ˈpasˌtīm/
名詞
ニュアンス
気晴らし
解説
pastimeは気晴らしという日本語が一番フィットするでしょう。 hobbbyやinterestと比較して、より自由に楽しむこと、空いている時間で行う事を指すため、娯楽、暇つぶしといったニュアンスを表します。 また、個人の趣味を表すというよりかは、どちらかというと大衆の趣味、娯楽を表すことが多いです。例えば、 「In Japan, going to Pachinko is a popular pastime.(日本では、パチンコに行くことが大衆の娯楽です。)」 のように、使われることがあります。 使用されるシーンとしては、特に文章中が多いです。日常会話などでは、そこまで多くは使用されていないため、耳にすることは少ないかもしれません。
noun an activity that someone does regularly for enjoyment rather than work; a hobby:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
As a pastime, keeping and going on a cruise has always been very expensive.
娯楽としてクルーズ船を楽しむのは、非常に高くつく。(クルーズ船を持ち、乗ることはとても高い。)
In England, talking about the weather is a national pastime.