また、 「What happened to him?(彼に何があったの?)」 のように、漠然とした何か(whatや something など)が起こる場合は、OccurではなくHappenを使います。
verb [no object] Take place; occur: ensue as an effect or result of an action or event:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
Nobody knows what happened here yesterday.
昨日ここで何が起こったか誰も知らない。
It's okay. It happens.
気にするな、よくあることだよ。(人の失敗を慰めたりする際)
occur
/ əˈkər/
自動詞
ニュアンス
「具体的な何か」が偶然起こる
解説
Occurも一般的な「起こる」の単語ですが、Happenと比べるとややかたく書き言葉で使われる場合が多いです。 Happenとのニュアンスの違いは、Occurは「出来事」が具体的にわかっている場合に使います。 例えば、 ○「The earthquake occurred here yesterday.(昨日ここで地震が起こった。)」 は正しいですが、 ×「Something occurred here yesterday.(昨日ここで何かが起こった。)」 はあまり一般的ではありません。出来事がSomethingのように曖昧な場合はHappenを使い、 「Something happened here yesterday.(昨日ここで何かが起こった。)」 と表現します。
verb [no object] happen; take place:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
The car accident occurred at about 5 p.m.
自動車事故は午後5時に発生した。
At this rate, several problems will occur.
このままだといくつかの問題が発生するだろう。
take place
/ -/
フレーズ
ニュアンス
予定していたことが開催される
解説
Take placeは「予定や計画されていたことが起こる、開催される」というニュアンスになります。 HappenやOccurは予想外のことや偶然的な出来事に対して使うのに対して、Take placeは時間や場所などがあらかじめ決められている「予定されているイベント」に対して使うことができます。
phrasal verbs occur.
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
My birthday party will take place next Saturday.
私の誕生日会は、来週の土曜日に行われます。
When will the meeting take place?
打ち合わせはいつ開かれますか?
break out
/ -/
フレーズ
ニュアンス
戦争や伝染病、火事などが突然起こる
解説
Break outは、戦争や伝染病、火事などが突然起きるという意味です。日本語では「勃発する」が一番近いです。発生した場所からさらに広範囲に広がるというニュアンスも含まれます。 必ずしも戦争や伝染病などの大きくてネガティブな出来事だけでなく、笑いや顔などに出る吹き出物に対しても 「Spots had broken out on my face.(吹き出物が顔に出た。)」 のように使うことができます。
phrasal verbs (of war, fighting, or similarly undesirable things) start suddenly:
verb [no object] (of a problem, opportunity, or situation) emerge; become apparent: come into being; originate: (arise from/out of) occur as a result of:
ー オックスフォード英英辞典より引用
例文
A lot of diseases arise from stress.
多くの病気はストレスから生じる。
A big problem arose in our company after our boss retired.